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『私の文学渉猟』曾根博義 夏葉社 新刊
¥2,530
『私の文学渉猟』は 日本近代文学研究者の著者が さまざまな媒体に執筆した、 文学と古本にまつわるエッセイ集です。
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『カステラ』パク・ミンギュ 斎藤真理子訳 クレイン 新刊
¥1,870
現代韓国文学の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集。洒脱な筆致とユーモアあふれる文体で、主人公の若者たちを取り巻く「就職難」「格差社会」「貧困の様相」etcを描きながら、彼ら彼女たちに向ける眼差しを通して、人間存在への確かな信頼感に溢れるチャーミングな短編集。日本語版には「朝の門」(2010年、李箱文学賞〔日本の芥川賞と並び称される〕受賞作)を特別収録。
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『ピンポン』パク・ミンギュ 斎藤真理子訳 白水社 新刊
¥2,420
《いじめられている中学生男子が、人類の運命を決める! 》 僕は毎日、中学校でいじめられている。あだ名は「釘」。スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。僕らは原っぱのど真ん中にあった卓球台で卓球をするようになる。 超絶独白ラリーの展開、脳内スマッシュの炸裂、変幻自在の過剰な物語。『カステラ』(第1回日本翻訳大賞受賞)で熱い支持を獲得した、韓国を代表する作家が猛打する傑作長篇! 作家自筆の挿画収録。
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『回復する人間』ハン・ガン 斎藤真理子訳 白水社 新刊
¥2,640
李箱文学賞、マン・ブッカー国際賞受賞作家による珠玉の短篇集 痛みがあってこそ回復がある。 大切な人の死や自らの病、家族との不和など、痛みを抱え絶望の淵でうずくまる人間が一筋の光を見出し、ふたたび静かに歩みだす姿を描く。 『菜食主義者』でアジア人初のマン・ブッカー国際賞を受賞し、『すべての、白いものたちの』も同賞の最終候補になった韓国の作家ハン・ガン。本書は、作家が32歳から42歳という脂の乗った時期に発表された7篇を収録した、日本では初の短篇集。
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『フィフティ・ピープル』チョン・セラン 斎藤真理子訳 亜紀書房 新刊
¥2,420
50人の登場人物があやとりのようにすれ違い、重なり合い、結び合う。読めば誰かと話したくなる。悲しくて、おかしくて、痛くて、愛おしい物語。
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『本の栞にぶら下がる』斎藤真理子 岩波書店 新刊
¥1,980
韓国文学を世に広めた立役者の著者が描く、珠玉の読書エッセイ。朝鮮半島と日本の歴史を辿り、埋もれた詩人や作家に光を当て、韓国文学に止まらない古今の本を取り上げながら、その普遍性を今に開く。
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『韓国の「街の本屋」の生存研究』ハン・ミファ 渡辺麻土香訳 石橋毅史解説 CUON 新刊
¥2,200
「本屋が息づくと、その街が息づく」 韓国各地に個性的な本屋が誕生し、「本屋巡り」が定着するほど注目されている一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。長年韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。
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『<弱さ>から読み解く韓国現代文学』小山内園子 NHK出版 新刊
¥1,870
韓国文学で描かれた<弱さ>にスポットライトを当てて、丁寧にほどいていく試みは他にはない切り口。韓国語翻訳家の著者ならではの視点が新鮮に写る。韓国文学がここまで面白いのは、社会と個人を同時に眼差しているから!
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『隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ』斎藤真理子 新刊
¥1,540
韓国語翻訳家の斎藤真理子さんが韓国語と日本語の間にある文化やコミュニケーションの面白さを、豊かなエピソードを交えて描く1冊。 ”2つの言葉のあいだは常に揺れ、声にあふれている” ハングルに宿る思想と歴史を学びながら、ことばについて深く考察していく。
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『へいわってすてきだね』安里有生 文 長谷川義史 絵 ブロンズ新社
¥1,540
6歳の少年の詩を、長谷川義史が魂で描いた!2013年、沖縄県「平和の詩」最優秀賞受賞作品。慰霊の日の式典で、6歳の少年が朗読する凛々しい姿が報道され、全国で大きな反響を呼んだ。長谷川義史が、与那国島の安里有生を訪れて描きあげた絵本 「ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。このへいわが、ずっとつづいてほしい。みんなのえがおがずっと、つづいてほしい。」沖縄発、平和へのメッセージ。
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『ウンム・アーザルのキッチン たくさんのふしぎ』菅瀬晶子 文 平澤朋子 絵 福音館書店
¥810
イスラエルに住むアラブ人のおばあさん、ウンム・アーザルは、大変な苦労をしながら子育てをしました。うれしい時もかなしい時も、彼女の力になったのは子どものころにおぼえた料理でした。文化人類学者の菅瀬晶子さんがウンム・アーザルの家族といっしょに生活して見たことを、パレスチナの食文化をまじえながら描きます。
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『はしれ、上へ!つなみてんでんこ』指田和 文 伊藤秀男 絵 ポプラ社
¥2,035
「自分の命は、自分で守る! 」 2011年3月11日。 東日本大震災のあの日襲ってきた大津波をみんなでいきのびた、 釜石の、小・中学生のドキュメント。 臨場感せまる絵と文章は否が応でもあの日を思い出し、つらい場面もありますが、わたしたちがけっして忘れちゃいけない大切なことがここにはあります。 親子で一緒に読み継いでいきたい作品。
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『つくし かがくのとも傑作選 どきどき・自然』甲斐信枝 福音館書店
¥1,100
この絵本の一番の魅力はなんといっても甲斐信枝さんの緻密で美しいその絵。 春の野原のつくしの様子が、本当に細部までみずみずしく描かれます。 つくしの一生を知ることもできる子どもから大人まで楽しめる絵本。
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『クリスマス・イブ』マーガレット・w・ブラウン 文 ベニ・モントレソール 絵 やがわすみこ 訳 ほるぷ出版
¥1,540
しずかなしずかなクリスマスイブの夜に、ドキドキして眠れないこどもたちの様子を描いたブラウンの名作絵本。イタリアの舞台美術出身のベニ・モントレソールの美しい絵が印象的な1冊。
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『もみのきそのみをかざりなさい』五味太郎 アノニマ・スタジオ
¥1,650
「ほし めざめなさい ふね とびなさい さめ わすれなさい みち こころみなさい、、、」 五味太郎のやわらかいタッチの絵になぜかやさしさを感じる命令文が特徴的なクリスマスの絵本 とくべつなひとへと書いてあるように、本当にだれか心のうちで1番近いひとへプレゼントしたくなる1冊。
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『クリスマスのまえのよる』クレメント・c・ムーア詩 ミスター・ボディントン絵 坂本美雨訳 アノニマ・スタジオ
¥1,980
ずっと愛されてきたムーアの名作に、ニューヨークのデザインスタジオが何とも可愛らしい絵をつけた1冊。ことばそのものが音楽のようにも感じる坂本美雨の名訳で登場。プレゼントにぴったり!